【ウマ娘】同人イベント(個人で)初出展レポ、そしてあとがきに書ききれなかったことについて【プリステ34R】

みなさん、おはこんばにわ。

wasです。

本日、ウマ娘プリティーダービーオンリーイベントである「プリティーステークス34R」に参加させて頂きました。

今回のブログは一部、あとがきも兼ねた内容となるため、普段より丁寧な文体を心がけけて書いていきたいと思います。

いや〜やっとこのブログ書けますね!

正直なところずっと今回頒布した本のことをずっと考えていたので、以前までのブログに書く内容をどうしようか悩んでいたところもありました。

……すいません、ほとんど進捗がなかったせいです。

話を戻しまして、

また、今回頒布した長編ショートストーリー本「勝手に劇場版 ウマ娘プリティーダービー -TOP OF BLUE-」の内容を一部含みますので、あまり気にされる方はいないかと思いますがネタバレ注意となります。

予めご理解の程、よろしくお願いいたします。

 

今回、はじめて個人で出展してみて

まずは当日の模様について書かせて頂きます。

初出展で一人は心細い為、あらかじめ個人でのサークル出展の経験がある友人に声をかけて、当日の会場である大田区産業プラザpioの前に集合するように約束していました。しかし、当日の朝8:20頃「熱が出たんだけどどうしたらいい?」と連絡が入ります。

どうしたらいいと言われても引っ張り出すことなんてできないため、「お大事に」とlineを返信し、ちょうどサークル入場が始まるくらいの時間をめがけて出発しました。

大田区産業プラザに到着すると一般参加者がカタログを購入する列が見えたのですが、この時の僕は自分もこの列に並ぶべきかどうか考えながらしばらくふらふらとその場をさまようことになります。ふと目を向けるとそのまま中へ入っていくサークル参加者を見つけて後を追うように建物の中に入っていきました。

(そもそもとして当日の動き方はサークルアピールに書かれているはずなので、しっかり目を通しておけよという話ではありますが………)

その後入場証を受付に渡して自分のブースへ向かうと、その周辺の段取りのいいサークル参加者の方々が既に入場しており、設営を始めていました。

サークル設営のイメージトレーニングは繰り返してきたつもりではいましたが、2人分のうちの1人分、すなわち半人前の動きしか想定できていなかった僕はワタワタとすることになります。

テーブルに置かれているチラシはどこにしまっておくべきか、ちょうどいい大きさの敷布を調べて買ったはずなのに思いの外大きすぎる、見本誌提出の封筒に何をかけばいいのか、まえがきとあとがきペーパーの挟み込みを全てするには時間がなさすぎる、あれこれしているうちに時間が差し迫り、ちょうど設営が終わったくらいで開場時間となりました。

目当てのサークルを目指してきた一般参加者の方々が各々のスペースの前へ向かっていきます。

既に目当てをつけてサークルに向かうことが一般的だということは、そもそもSNSに普段から浮上していない自分は、知名度が低いため多くの購入については見込まれないということにしばらくした後でようやく気が付きます。

ここに気づくまでの間、全然買ってくれない!!誰か買って!!と一人で悶々と焦ることになるのですが、周りを見渡すと経験のあるサークル参加者のスペースでさえ、混みいるほど集客はなく、一般参加者の方がほとんど立ち寄らない落ち着いた時間があり、そんな時間でスケブや色紙を書いていることに気が付きます。

どうやら僕が肩肘を張りすぎていただけであり、見積もりを見誤っていただけであることに気が付きました。初参加であればなおさら、手にとって頂ける可能性は低くなるのかもしれません。

しかも、本の表紙には「勝手に劇場版」などと銘打っており、ページ数は280Pあるためかなりの厚さがあります。薄い本を求めてカジュアルに参加した方々にとっては、そんなものを見せられてもと避けられても無理からぬ話です。

その後は心赴くままにサークルを巡っているといった風体の歳を召された一般参加者の方と、斜向かいでサークル参加していた主の方に本を手にとって頂き、大変ありがたいご縁だなと思った僕は同じくそちらのサークルに向かい新刊セットを購入させて頂きました。

その後、ようやく落ち着いてきた僕は挨拶を兼ねて両隣とその隣のサークル主の方と新刊、新作交換をさせて頂きました。半ば押し付けるような形となってしまった場面もありその方には申し訳ないことをしてしまったなと反省しています。

そしていよいよ、一般参加者の数が減ってきた段階で会場をゆっくり回り、新刊を購入させて頂いたり名刺を交換したりしてイベントが終了となります。

しかしこの後が一番ワタワタすることになるのですが、周りが手際よく撤収していく中、段取りの悪い僕は島に取り残されることになります。

なんでそんなに時間がかかったのか、それが分からないからこそ段取りが悪いのだと思うのですが、最大の原因は売れ残った部数をどう処理するかについて考えが至ってなかったのだと思います。

手持ちで持ち帰るならスーツケースやダンボール箱をひいて持ち帰れる台車のようなものを用意すべきですし、宅配便で送ることを考えるならもっと早くの段階で郵便票を記入しておくべきです。また、この選択肢についてはその時まで一切考えていなかったのですが、メロンブックスへの委託を行うには事前に様々な情報を登録しておくべきなのでした。

最終的に一部を手で持ち帰り、少部数を宅急便で送り、残りをメロンブックスへ委託することにしたのですが、いずれにおいても事前の準備が足りてなかったことが今回の反省点です。

家に帰った後で改めて自分が作った本を手の取ってみるとそこで、充足感じわっと湧いてきました。ブースに座っている時は意識がピンピンに張り詰めていたため、気づくことができなかったのですが、誰かが自分の作品を買ってくれる以前に自分の作品が形になるということに大きな意味があるような気がしました。

限られたスケジュールの中で原稿を書いて、印刷所にお願いして冊子という形にする。

あの会場のなかでこの作品を作ったのは間違いなく僕だけであり、その作品を展示するというのは普通であればなかなかできない経験です。

今回の経験を通して活動の幅が広がったことを感じるとともに、もっと努力が必要だということもしみじみと感じました。

 

本の意匠やデザインについて

つぎにこの本の意匠やデザインについて説明させて頂きます。

今回頒布した本は表紙込み280PのA5綴じ、表紙カバーつきといた見た目になっております。

A5版の冊子と巻末にはさんだあとがきのペーパー

当初は極力「脚本」の形に寄せることを考えていたためA4横長綴じを想定しており、さらにカラーの挿絵を12枚程度入れる想定をしておりました。

まずA4横長綴じ自体が可能かどうか怪しかった為、初出展を想定していた夏コミに申し込みをした際に概算見積もりを印刷会社様へ依頼しておりました。(夏コミが落選したためプリステ34Rへの申し込みにシフトすることになります。)横長で綴ること及びカラーのページを差し込むこともオプションになるそうなので、現実的に製本が可能かどうか検討をする意味も含めて、概算依頼を出す必要があったのです。

まずカラーのページを差し込む毎に金額が加算されていくような計算方法だったため、カラーのページを紙種を変えた上で途中で1ページずつ挿絵を入れていく構想はなくなりました。違う種類の紙を挟んだりすると冊子の強度も落ちる為、ページを分けて挟み込みを行うのはあまり現実的な綴じ方ではないそうです。

その後冊子の前後にのみカラーのページを挟むいわゆるライトノベルのような綴じ方や、イラストも白黒にして紙の種類も変えずにページを分けて綴るなどのパターンを分けて見積もり依頼をお願いしていました。

いずれにおいても金額の提示は頂いていたので、「可能である」ものと理解していましたが、結局ぼーっと時間を過ごして今回のイベントが差し迫ってっきた最中、見積もり保存期間が切れていたため再度見積もりをお願いしたところ「A4横長は不能」と回答を頂き驚いてしまいました。

なにかどこかで条件が違っていたからなのか原因は不明ですが、当初の想定における締切が2週間後まで差し迫ってきた状況であった為、版型を変えることを考えざるを得なくなりました。

B5なら横長綴じができるかどうか、その可能性にかけるにはあまりに危険な状況であった為、確実に可能であると思われるA5綴じノベルセットでの入稿方法に切り替えます。

しかしここで最大の問題となるのが、納期が一週間前倒しになるということです。

最後まで書ききっている為一応の形にはなっているものの、友人からコメントを受けていた23箇所程度の修正がまだできていなかったのです。

できるだけクオリティは上げたいので、修正する箇所の方針を固めて作業を進めていくことになるのですが、締切間近の土日と締め切り前日の有給取得日だけでは付け焼き刃的な修正となってしまい、物語の前後で不都合が生じていることもあとあとで気がつくことになります。

そんなこんなでなんとか一応の入稿を済ませることができました。

こうして出来上がったのが今回の本になります。

改めて外観を見てみましょう。

ブックカバーのデザイン(材質はクラフトペーパーで白地に裏側の茶色がにじんでいる)

表紙とブックカバーの裏地

裏表紙と遊び紙(文字が見えるのはお詫びを兼ねた訂正票)

表紙のために準備していたイラストが白背景であるため、白背景をメインとした表紙のデザインを考えました。この作業はipadで行っていたのですが操作に慣れていなかったprocreateを使用して為、フォントの自由が効きませんでした。

そのため、もともとソフトに標準搭載しているかろうじてデザインに有用であろうヒラギノ明朝を太字で使用することによりそれっぽさを演出しています。

白背景の場合は凝ったデザインをしてしまうとかえって不自然になるおそれがあったため、一部に装飾を施すような程度にとどめました。

素人にしてはそこそこ見栄えのいいデザインになったのではないかなと思います。

ブックカバーは通常コート紙が選ばれることが多いそうなのですが、普通だと面白くなさそうだったので今回は白地を表にしたクラフトペーパーにしてみました。結果思ったより裏地の茶色が滲んできて若干色がくすんでいるようにも見えるかもしれません。

ですが、これはこれでドラフト(下書き)感が出ており、大量生産により市場に流通しているような製品感がでていないので気に入っています。

表紙の青はダイワスカーレットを遊び紙の黄色はウオッカをイメージして取り合わせてみました。表紙をめくった時の色のコントラストが鮮やかでここも気に入っています。

次回に改訂版を出す予定なのですが、その時はブックカバーの材質と表紙の材質および色については変えてみるのもいいかなと考えています。

 

今回、個人でのイベント初出展に踏み切った経緯について

ここからは個人でのイベント初出展に踏み切った経緯について書かせて頂きます。

この部分についてはあまり今回のイベントとは関係ない部分になる為、興味のない方は読み飛ばしてください。

「初出展」と書きましたが、実はイベント出展自体はグループでサークルを組んで何度か参加したことはありました。

大学時代の頃は大学サークルでの出し物として一部を寄稿し、シフトを組んで時間ごとに売り子を交代で回したり、東方Projectファンの同志の友人とサークルを組んでイラスト集を出したり、小学生以来の友人とサークルを組んでボーカロイド楽曲のコンピレーションCDを出したりしました。(ぼくはジャケットのイラストを担当しました)

幸いにもこのように学生時代に作品を形にして、発表するという経験があった為、なんとなくイベントの空気感であったり、「もの」として形にしていく大変さはある程度分かっているつもりではありました。

何より自分の書いた文章やイラストが本という形で完成する嬉しさも分かっていたので、いつかは個人で出してみたいなぁと漠然と考えていたのです。

大学を卒業して社会人になり、大学時代にハマっていた「恋愛ADV」を自分でも作ってみようと思い、ゲームのシナリオを書くようになりました。

勤務先の会社が1年目は内勤ではなく現場を経験して感覚を養うべきという社風があるがある為、いきなり名古屋での現場勤務となりましたが、退勤時間は比較的早かった為なんとか共通ルートとよばれる物語が分岐する手前の部分までシナリオを書き上げる事ができました。

その他、キャラクターの立ち絵などにも着手していましたが、1年目を終えて東京に戻ってくると、思いの外現場勤務していた時よりも忙しく、創作に充てられる時間が減ってしまいました。

この頃、退勤時間や普段の生活態度について友人に打ち明けると職場を変えることを強く勧められましたが、イマイチピンと来ていなかった自分はなんとなく仕事を続けることとなります。

また東京へ戻ってきた僕はまもなくして、友人を家に招いたりすることができるように一人暮らしを初めていました。

そして一人暮らしを続けて社会人2年と半ば、大学の友人と集まりそこで、「ある」アニメ作品の布教を受けます。(ちなみにここでいう「布教」というのは自宅で集まって徹夜でアニメを観るというものです。こういうのがやりたかったんですよね。)

そのアニメ作品は「ウマ娘プリティーダービー」。

この時点で既に2期まで放送が終わっていたようだったので、Dアニメで1期から鑑賞会をすることになりました。

実際にアニメを見てみるとその内容はかわいらしいタイトルとは裏腹にガッツリとしたスポーツ根性系の芯が通った物語で、1期はキラキラとした世界の中で走ることの楽しさを、2期では勝てないこと、走れないことへの恐ろしさと、最後まで諦めずに運命を覆す奇跡を起こす力強さが描かれており、かなり突っ込んだ部分まで描写されていることに驚きを覚えたのを今でも思い出せます。

この流れの中でアプリゲームも友人から勧められ、僕はゲームをインストールした後にガチャを回して手が入ったウマ娘たちを育成していくようになりました。

その中でも特に気になっていたウマ娘が「自身が一番」であることをポリシーとして高く掲げ、日々誰よりも努力をしている「ダイワスカーレット」という女の子です。

ツンとした態度の中に垣間見える誰よりも強くあろうとする姿勢と、「ウオッカ」が登場し頭角を見せ始めることによって、自身の思いが膨れ上がっていく様子を見て僕はどこか一種の「あぶなかしさ」を覚え、応援したくなりました。

また、同時にこの子が主人公にふさわしいのではないかと考えたのです。

ここまで「一番」を掲げている女の子がどうして主人公ではなくサブキャラとして描かれているのか。

思いつく点はいくつかありますが、時代が時代であればダイワスカーレットが主人公として描かれる可能性、あるいは世界線があったのではないかと今でも本気で考えています。

とはいえ、その可能性を待っていても、可能性は可能性である為、確証はありませんし、おそらく公式によってその物語が描かれることがないであろうことはなんとなく予想できました。

そこで僕は、恋愛ADVの共通ルートまで書いた経験があることを自信にして、小説を書くには手に余るが、「脚本」の形式であれば自分でも書けるかもしれないと考え、ダイワスカーレットが主人公として描かれる「劇場版」のアニメ映画作品、2時間あまりの長尺を想定し脚本の執筆を始めたのです。

しかし、この見積もりがあまりにも甘かったことをこの時の僕は知る由もありません。

 

作品の内容について※ネタバレ注意

結論から話すと、構想を始めてから本日、本という形になるまで3年程の月日が経ってしまいました。しかし、それは当然の話。

僕は今までに物語を完成させたことは一度もありませんでしたし、ドラマツルギーや作劇論についてはインターネットで軽く調べていた程度だったのです。

物語を構想する上で何を一番最初に考えるべきかといえば、これもインターネットで調べた情報になるのですが物語の最初と最後をまず固めるべきなのだそうですが、そもそもの問題として「どの時点」の時系列を切り取るべきか、決め兼ねていました。

第一案として1期でスペシャルウィークがチームスピカに所属する以前のゴールドシップウオッカ、そしてダイワスカーレットの3人のみであった時点を「前日譚」として描写する構想がありました。

しかし、その当時に変なこだわりがあった僕はこの前日譚で登場するウマ娘が以降の時系列である1期、及び2期に一度も出てこないのはおかしいのではないかと、今にしてみればあまり意味のない考察を行い、前日譚として描写する構想はまずなくなりました。

(留学生ウマ娘をオリジナルで作り、一定時間の交流として描く構想もありましたが、オリジナルのウマ娘にはあまり感情移入できないのではないかと考え、この構想もなしになります)

そして第二案である、トウカイテイオーの活躍した後の物語として時の流れに沿う時系列で描写する構想に落ち着きました。

ダイワスカーレットウオッカだけでは物語の幅が広がらないため、1期と2期同様にスピカと対立する陣営が必要なのではないかと考え始めます。

そこで最も敵対陣営としてふさわしいと考え抜擢したのが、「エアシャカール」です。

実はこの時点では接点や関係性といったことはあまり考えておらず、物語を引っ掻き回してくれそうなキャラクターというイメージだけでエアシャカールをヒール(敵役)として選びました。

この時点では育成ウマ娘として実装はされていませんでしたし、「ファインモーション」との交流についても公式からストーリーが与えられていなかったと記憶しています。ですので、ファンの方々には大変忍びない思いだったのですが、この物語にはファインモーションは一切登場しません。ここが作品に月日をかけることの最大のデメリットであり、ネックなのです。

エアシャカールというウマ娘、また実際にレースを走った競走馬のことについて調べていくと他のウマ娘と比べシビアな情報が浮かび上がってきました。それと同時にエアシャカールの周りでは「アグネスタキオン」や「マンハッタンカフェ」といったウマ娘たちが特に関係性の深いということも分かってきます。

エアシャカールについてはシビアな部分について触れる上で、この時点で公式から発表されていない設定や物語を独自で解釈することとなる為、特に丁寧に描写することを心がけました。

エアシャカールの描写を考察している最中で、僕はこのウマ娘のファンになっていました。

だからこそ、なおさらファインモーションとの接点を描写できなかったことは心残りでもあったのです。

そんな思いを飲み下しながら構想を練り続け、徐々にエアシャカールたちが放課後理科室でたむろしているというイメージが頭の中で固まっていき、覇気のない「白衣の男」がトレーナーになることや、白衣の男がスピカのトレーナーと師弟関係にある構想が膨らんでいきます。

一方で実際にダイワスカーレットという競走馬どんな成績を残していたか調べていくと、生涯のレースで1着か2着を死守しきっているということがわかりました。

成績があまりにも優秀すぎる。ここでダイワスカーレットが普段優等生として振る舞い、「自分が一番」であることをポリシーとして高く掲げている理由を知ったのです。

物語を通じて起承転結ずっと優秀なままでは起伏が生じないため、ダイワスカーレットが生涯を通じて経験した敗北を印象強く描写する必要があると考え始めます。

ダイワスカーレットが敗北を期したレースは日刊スポシンザン記念チューリップ賞有馬記念天皇賞(秋)の4レースであり、それ以外の8レースはすべて1着を取っています。しかも、敗北したレースにおいてもすべて2着を取っている為、生涯連帯を取り続け、幕を閉じたことになります。

当初はメイクデビューから描写する構想もありましたが、そこから描写するとあまりに尺が長くなってしまうため、チューリップ賞は結果だけを見せて、メインは桜花賞から描写するプロットに切り替えました。

ですので、以降は有馬記念及び天皇賞(秋)ダイワスカーレットの敗北として描かれることになるのですが、どれも印象深いレースであるため物語に十分に起用できると考え、桜花賞をはじめ、有馬記念天皇賞(秋)と最後の有馬記念のリベンジをこの物語の山場として描くような構想となりました。

物語を構想する上で「アニメの時系列を借りた上で、アプリの育成イベントを一部引用する」という方針は決まっていた為、育成イベントの美味しい部分を拝借しつつ物語の構想は終盤に差し掛かります。

ここで最大の問題となるのがエンディングです。

この章の冒頭にも書いたように、物語のはじめと終わりは一番最初に決めなくてはいけないことだったのですが、この物語のエンディングがまだ定まってなかったのです。

ダイワスカーレットという競走馬の史実になぞらえば有馬記念の後、海外遠征が決まっていた最中でトレーニング中に目を負傷してしまい、やむを得ず海外遠征は断念することとなります。その後も体調が芳しくない状態が続いたため、そのまま繁殖に移行されたそうですが、このまま描写するにはダイワスカーレット自身の決断がない為、幕切れにはふさわしくありません。

そこで僕はダイワスカーレットの決断を描写するために、ウオッカと2人同時に海外遠征の招待を受けるという構想を考え、ダイワスカーレットに海外へ行くか、日本に留まるかの選択を渡すことに決めたのです。

本来、成績が順風満帆であれば海外を選ぶことも迷わないかもしれませんが、この時点で既に次に有馬記念を走ることを決めかけていたことに加え、以前の有馬記念天皇賞(秋)の敗北がダイワスカーレットの中には強く刻まれています。

正直この状態であれば当時の僕はどちらの道を選んだとしても違和感はないように思えました。

だからこそ、物語のエンディングはどちらにしようか決め兼ねていたのです。

私事なのですが、この当時に勤務先の上司とそりが合わない場面が多く、今勤務している会社に居続けていいのか思い悩んでいました。

そしてこの物語の構想を始めたのと同じタイミングくらいに転職活動を始め、なんとか2社から内定をもらうことに成功します。しかし、仕事を変えるというのは今後の生活基盤にも大きく影響を与える事柄であるため、この2社から頂いた条件が本当に自分が満足できるものなのかどうか思い悩んでいました。

そんな状況をこの物語おけるダイワスカーレットと重ね、ますます物語の構想に注力したことを今でも思い出します。

結論、条件が良くないと判断した僕はこの2社の内定を取り消し、今の会社に残ることにしました。

そして、ダイワスカーレットも海外遠征を断り、日本に残るという決断に至ることとなります。

ダイワスカーレットの葛藤を自身の決断と重ねていた僕は、この物語の結末に納得することができました。もちろん、背中合わせの2人の性格を考えればそれぞれが別の道を歩んでいくことについてはあまり違和感は感じないかもしれませんが、わざわざ海外遠征を断ってしまう程のことなのかといえば、それは賛否があがるかもしれません。

この決断に至る経緯についてはしっかりと描写しておきたいと考え、1期で活躍したスペシャルウィークとの電話とウオッカとの普段とは違う場所での2人きりの会話を通して「同じように見えてそれぞれ違う道がある。消して同じ道をたどることはできない」ということを強調しています。

そもそもとして「一番」というポリシーを浮き彫りにするために、スペシャルウィークと直接話し合う場面を設けたいという構想は既にあったのです。

サイレンススズカの姿を追って、レースを走ってきたスペシャルウィークがこのようなことを話すのは少々違和感があるかもしれませんが、1期の1話でそれぞれが「日本一のウマ娘」について異なる目標を掲げている為、僕としては問題ないと判断しました。

(うまく言語化できず申し訳ありません)

こうして構想が出来上がり、いざ序盤から筆を始めますがここから仕事面での雲行きが怪しくなってきます。

僕の上司が定年を迎え、課長職を降りて特別社員へ、そしてその元上司はまもなく足を故障して長期休暇へと入りました。

課長職はその当時にもう一人課長を務めていた別の人が元々の部と私の所属していた部を兼任することとなりました。その課長はすでに忙しそうにしていたため、あまり技術的な質問に答えてくれることはなかったため、派遣の年長者や下請け業者等に聞く場面が増えていき、付け焼き刃的で場当たり的な対応が増え、立ち行かなくなっていきました。

こうして創作活動から徐々に離れていき、やる気が湧いたときにだけ向き合って筆を進めるような日々が続きます。

そうしているうちに気がつけば2年の月日が経っていたのです。

その後中途採用の経験豊富な社員が入社してかなりのサポートがあってなんとか仕事が軌道に乗ってきましたが、別の大規模プロジェクトが始まるとそちらに引っ張られ、僕はまた一人で作業することが増えました。

ですが、僕を取り締まる人がいなくなった状況はかえって好都合であり、自分の都合で仕事を切り上げて帰宅した後に作業する日が少しずつ増えていったのです。

こうしてエンディングが見えてきたのが去年の4月、ようやく一応の形で最後まで書ききり自分で軽くチェックした後で、友人たちに読んでもらうことにしました。

 

個人でのイベント初参加を終えて

ここで「本の意匠やデザインについて」でお話した、印刷にまつわるドタバタ話に回帰していきます。

本の内容については前述している通り修正の余地があるため次回以降のイベントに向けて修正をしていきます。

また、今回の冊子には挿絵が入っていません。当初差し込むつもりだったイラストについては別途イラスト集を作成し、「改訂版」と合わせてセットで頒布をしようと考えています。余談ですがイラスト集はおそらく当初予定していたA4の版型になるかと思います。

長々と書いてしまいましたが、これがここ2〜3年の間で最も書きたかったブログの内容になります。

本の内容に触れてしまえばそれはネタバレになってしまうので、ブログでは書くことできませんでしたし、一部の限られた友人にしか話すこともできませんでした。

思えばこの本の執筆を牛歩ではありながらも、少しずつ積み重ねてきたからこそ今の生活があるようにも思えますし、心が折れそうになったときにこの物語を思い返してなんとか耐えていた自分がいたようにも思います。

ありがとう、スカーレット。

これからも頼むよ。

まだ改訂版を出すまでこの試みが終わることはありませんが、少しの間は1話しか見てなかったアニメなどを見たりしていわゆるインプットに充てたいと思います。

 

というわけで次回は

「カレーの隠し味はレトルトカレーにも通用するのか、全部試してみた」

をお送りしたいと思います。

 

……流石にウソですが。

 

それでは今日はこの辺で。

気が向いたらまた会いましょう。

 

 

 

 

 

 

 

イベントの初参加、ヤバい感じ

みなさん、おはこんばにわ。

このブログを投稿するタイミングで何かしらの進捗報告をするつもりでいたが、一切の進捗はないため緊急でブログを書いている。

この度に参加申し込みをしたプリティステークス34Rについて、現状申込者は書類不備がない限りは全員当選していることを公式サイトで発表している為、おそらく自分も当選していると思われる。

(あと、スペース配置についてまだ発表されていないようで、書面で届くかメールで届くか再度よく確認する必要がありそうだ)

以前のブログでも書いたが、このイベントの開催は2/12の為、2/6には原稿を印刷所へ送る必要がある。

本文の修正とイラストを数枚挿入する事を考えると、1/10には方針が固まっていなくてはいけないはずなのだが、修正の方向性がぼんやりとしか定まっていない。

 

 

 

やべ〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

そもそも表紙のイラストを描くだけでおよそ1ヶ月ほどかかっている為、根本的な方法を見直さない限りイラストの挿入はかなり絶望的な状況だ。

何でこんなに時間かかったんや。学生の頃でもここまで時間はかからなかったはずなんだけど。

だから今週中には少なくともプロットを固めて、挿入するイラストのラフについては定めておく必要がありそうだ。

大ラフについては既に構図程度を、書き殴ったものは用意がある為、それを利用していく形になりそうだ。

以上により、今週の目標は

1.本文のプロットを固める。

2.イラストのラフを固める。

を目標に動いていきたい。

今後、仕事も佳境を迎え、ますます忙しくなる事が予想される為、なんとか逃げ切りたい(?)ところだ。

あと、売り子の手伝いをしてくれる友人についても目処を立てていく必要がありそうだ。

それでは、今日はこのへんで。

気が向いたらまた会いましょう。

 

 

 

こういうのって三ヶ日で書くのが普通なんやろか

みなさん、おはこんばにわ。

新年明けましておめでとうございます。

これを書いてる時点で5日だが、まだ1週間経ってないからこの挨拶はまだ間に合うと思う。

計画的な冬季休みを取得してる人であれば12/29〜1/8の大型連休を取得しているところ、仕事納めも始業もバタバタしたいたおれは6日程度の中程度連休の末に4日からのスタートだった。

年末年始は例年通りダラダラと過ごしていたつもりだったが、例年以上に堕落的な過ごし方をしてしまったような気がしなくもないので、今年の抱負的なものをせっかくだし書いていこうと思う。

まず、今年について例年と異なる点は2/3にウマ娘の5thライブ、2/12にウマ娘オンリーイベント、4/20.21にシャニマスのライブ等の予定が立っている点である。

予定を先行してガンガン立てていくことは、終わらなかった仕事が土日に雪崩れ込んでくることをある程度予防してくれるのでとても有効であるし、楽しいことが近い未来で待っているというのは何かと世知辛い日常を過ごしていく上で精神衛生に良く、頼もしくもある。

一方で去年といえば一昨年から続けていた二次創作がようやく形として体裁を整えることが出来た年であった。しかし、完成はしていない為目下の目標はこれを完成させて無事に2/12のイベントに出すことが挙げられる。

とりあえず2/12まではこの作業に集中するとして、それ以降、あるいは作業以外に何か心がけるべきことはあるだろうかと何となく思いを巡らせると一つモットー的なものが思い浮かんだ。

それは呼吸が大事なのかもしれないということ。

去年は二次創作に集中し、時間をかけあまりにその他の作品に触れることがほとんどなく、世界が深く狭まっていく感覚を強く覚えた。

この二次創作自体は自身の生活の糧の一つにもなっていた為、集中して執着する事自体は悪いことでは無いのだと思う。

しかし、時間をかけるあまりに公式からの供給に追いつけず旧い解釈を通すことになってしまったのもまた事実ではあるし、やらなくてはという義務感だけが膨れ上がり、身動きが取れなくなる、いわゆるガス欠に陥る事も多くあった。

そして間隔が開くと以前の感覚を忘れてしまい、また自身の作品を読み直す事になる。

刺激を受ける事と、創作する事のバランスはやはり大事らしい。

インプットやアウトプットなどと言ったクリエイティブの人達が口々にするような高尚なものではけしてない。

ただ、刺激を受けることと、何かを作ろうとする事は娯楽として全く異なるものである為、どちらかに偏ると飽きてくるということだけである。

なので、作業することに集中しすぎないようにし、ややオタを自負している割には観ることがあまりなかったアニメ、マンガ、ゲームにも触れてみるというのを意識してみようかなというのが今年のモットーである。

このモットーを守るためには例年よりも自分の時間を確保するのが肝要になってくる。

だから、少なくとも00:00以降は食事、風呂、家事を全て終わらせて出来るだけ趣味に充てたいと考えている。

現状ではかなり難しいと思われるが、少しでも意識を向けることによって徐々に改善されていく事を期待したい。

それでは、今日はこのへんで。

気が向いたらまた会いましょう。

 

 

 

フィギュアケースが届いた

みなさん、おはこんばにわ。

前回のブログの最後でスカーレットのフィギュアを載せたが、なかなか高価な買い物だったので、

手厚く保護する為にフィギュアケースを購入した。

 

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ここのメーカーのフィギュアケースには以前に購入した千恋万花の常陸茉子ちゃんの1/3.5スケールフィギュアを買った時にもお世話になった。

 

アクリル板は結構しっかりしていて、下の黒い台座も高級感があり何かの贈答品のような雰囲気があって気に入っている。

ちなみに、アクリル板はUVカット仕様になっている為、窓際においても日焼けする心配がない。

背面ミラーも高級感があるし、フィギュアの背中が見えるから気に入っているが写真を撮ろうとすると室内と自分の手が映ってしまうのが難点だ。(大したことはないが)

1番心配なのは自身が起きた時に落ちて割れてしまわないかだが、その時はもう諦めて新しいのを買うしかないのかもしれない。

フィギュアさえ傷がつかなければ個人的には問題ないと思っている。

 

フィギュアを購入して気づいたのはフィギュアとの距離感である。

フィギュア本人の目線は目の前の自分自身を向いていない為、ある程度遠くから眺めるとちょうど良い感じになる。

例えばスカーレットのフィギュアは距離を置いて眺めると、パドックの披露を観客席から眺めているように見える為、実体感が増して、本当にそこにいるように感じられる。(やばいか)

フィギュアとの距離が空間的な演出を加えてくれるのは、意外な発見だったかもしれない。

この感じがイラストにも生かすことが出来れば………

 

ということで、今週の進捗はほとんどなく、強いて言えば表紙のキャラクターのあたりを取ることが出来だった。

これは言い訳なのだが、新しいお絵かきソフトで書いているため、なかなかおぼつかない。

もっと要領よく作業を描かないと本当に描きたいものが締め切りまで描けなくなってしまう。

だから来週はなんとしてでもイラストは一枚完成させたいところだ。

 

それでは、今日はこのへんで。

 

気が向いたらまた会いましょう。

 

 

冬コミの当落っていつだっけ

みなさん、おはこんばにわ。

タイトルを付けた後にコミックマーケットの公式サイトを観に行ったところ、ちゃんと11月10日に当落通知発送って書いてあった。

以前の記事でも書いたように冬コミではウマ娘に登場するダイワスカーレットを主人公に据えて、勝手に映画化を妄想して書き起こした脚本めいたショートストーリーを頒布する予定だ。

本編は第二稿まで進んでいて、現在は友人たちに目を通してもらい、修正する方針を検討している段階である。

方針を整理する上で一応指摘をリスト化して、自身の回答を追加する形で整理は進めている状況だ。

なんとも、回りくどい言い方をしてしまったが、つまり実際的に修正の手は加えていないということ。

まだ読み終わっていない友人もいる為、一通り揃った上で修正をしていこうと考えている。

で、指摘された内容を一つずつ確認していくとどこに相手がどこに違和感を感じているのかイマイチ分からないことがあったりする。

そういう部分については直接話し合わないとおそらく意図が見えてこないため、あまり時間を待つことは出来ないが話し合う場は作りたいと考えている。

作者として解決出来ていなかった点をズバリと指摘されたり、言われてみれば確かに違和感はあるかもといった以外な指摘をされたり、第三者の視点が加わると色んなことに気づけるので面白い。

しかし、あまり意見を受け入れすぎてしまうと当初のイメージからかけ離れてしまうおそれもあり注意したいところだ。

ともあれ、指摘リストを整理できないことには挿絵のイラストにも着手出来ないと思ってたので、なんとか来週からはイラストにも手がつけられるかもしれない。

来週は本文に修正の赤入れをしたり、イラストを一枚くらいは描きたいなと思っている。

頑張ろうな、スカーレット。

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進捗がないという久しぶりの進捗報告(コミュ属性・ポーズ・指摘)

どうも、おはこんばにわ。

 

せっかくの週末なのでブログを更新しようと思ったのだが、書く内容がなにもない。

何もないというよりかは友人も読んでくれるこのブログに書けるような内容がないということ。

高校、大学、社会人になってから、それぞれのタイミングで属性の違うコミュニティが増えた要因もあり、あまり普段とは違う内容を書いて、自分を見る目が変わるのもイヤだなと思う。

いや、そんなことで対応を変えるような友人は周囲にはいないと思うのだけど。

だから、ブログに書き込む内容としては最近会っていなかった友人にちょっとした近況報告をするテンションでやっていきたい。

出来ればもっと自分自身のプライベートなこととかをここに書いていけるようになればいいと思う。

 

さて、そんなテンションで始まった今週の近況報告だが、めぼしい進捗はほとんどなかった。ごめんね。

やった内容としては大学の友人と小学校以来の友人からもらった指摘をエクセルにまとめて、整理したことと、表紙イラストのポーズを3D素体で決めて、あたりを書き始めた程度だ。

手書きで人体のあたりを取るのが苦手だと気づいた時からこの方法でポーズを取ることがクセになっている。こっちのほうが人体のあたりが固まるので、今は困っていないが、自力であたりを取っている人を見ると線もポーズをしなやかさがあって羨ましいなと思う。

 

ダイワスカーレットの架空映画の脚本の指摘については、現在他にも渡している友人がいるので、その友人の指摘もまとめた上で修正を進めようと思っている。

かなりの指摘をもらって軽くへこんだが、実際自分自身では言語化出来なかった部分を言語化してくれたことと、自分の駄文長文の細かいところまで読み取りながら、最後まで読んでくれたことを思えば、感謝したいと思うし、指摘を修正することは大したことではないのかもしれない。

いずれ指摘感想をまとめた上でどう思ったか地元の友人とは一度話し合いたい。品評会とまではいかないが、いろんな感想や指摘があり、それぞれで感じ取っていることを話し合えるというのも大きな醍醐味だと思う。

 

それでは、今日はこのへんで。

 

気が向いたらまた会いましょう。

 

はてなブログに戻ってきた

どうも、おはこんばにわ。

 

GWで時間と心の余裕ができたから、はてなブログで再度ブログを投稿してみる。

 

以前まで使ってたnoteはサービスの雰囲気というか、方向性が合わなくなってきたので、再度こっちのはてなブログで再開することにした。

 

ついでなので、ちょっと前からnoteに対して抱いていた所感を書いてみる。

 

当初自分はnoteをクリテイター向けに開かれた自己表現の場、というには少々仰々しいかもしれないが、自由になんでも発信していいサービスなんだと思って登録をしたはずだった。

 

しかし、色んなアカウントをフォローして見えてきたのは、

なんだか自己啓発めいた同調圧力。(感じ方は個人によるかも)

 

自分が運営のレコメンド記事しか目を通していなかったからなのかもしれないが、

何かの企画に参加してこんな成功体験をしました、だとか

最近読んだビジネス書にこんなことが書いてありました、だとか

人生を豊かにするためにこんなことをしていきたいです、だとか

そんな記事ばかりで、息苦しくなってくる。

 

落書きするつもりで自由帳を買ったはずなのに、表紙を開けてみたら教科書だったような気分だ。

 

そもそも、ブログを書く人を「クリエイター」と呼ぶ風潮も疑問が浮かぶ。

 

noteのコンセプトとして

「noteは、クリエイターが文章や画像、音声、動画を投稿して、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームです。」

と謳われているが、この「クリエイター」というのはどうやら0→1でものを生み出す人のことではなく、1→10で価値を生み出す人のことを指す意味合いの方が大きいようだ。

 

多分このあたりで感覚の食い違いが生じてるのだと思うが、特に「ビジネス書の内容をスライドにまとめました」みたいな記事が流れてくると、

辟易してしまうし、それが1作品としてクリエイティブと認められている風潮を見かけると、なんだか力が抜ける。

(広告に使われる写真などの素材をクリエイティブと呼ぶらしいが、広告という意味では合ってるのかもしれない)

 

しかし、noteには使いやすいUIとシンプルなプラットフォーム、有料noteや記事の管理方法など多くのメリットもある。

 

ちょっとした企画など思いついたらそっちでも投稿をすることがあるかもしれない。

 

現状、はてなブログの雑多とした雰囲気の方が自分には合ってるようなので、こっちで投稿していく。

 

 

自分自身の最近の行動について振り返ってみる。

 

そもそもゲームの制作はどうしたんだという話になるが、簡潔に言えば凍結状態にあった。

 

しかし企画自体を投げたわけではなく、単純に別のやりたいことがあったからそちらを優先していただけ。

たぶん来年くらいには活動再開できると思う。

 

最近まではウマ娘の二次創作をしていた。

具体的にいうと「ウマ娘ダイワスカーレットが主人公として描かれる架空の映画作品の脚本」を作っていた。

 

友人からは「なんで脚本式にしたの? 視点の説明と心理描写がないから物語に入り込めないんだけど」と

言われてしまったが、だって大スクリーンで走るダスカが見たかったんだもん………

あんなに『1番』を掲げているヒロインが物語に添えられているだけなんて認められなかったんだもん………

 

ともあれ、感情移入を誘う工夫については一考の余地がありそうだと思ってるから、

今、回覧して読んでもらってる友人から感想をもらってまとめた上で方針を考えていこうと思う。

 

自分の気が変わらなければ、かつ、

今後の告知で映画化決定などが発表され、その主人公がダイワスカーレットでなければ、

冬コミで修正と挿絵を追加した形で、製本したものを頒布しようと考えている。

(映画化された時、主人公として有力候補はシンボリルドルフ(生徒会創立前日譚)→ナリタトップロード(配信版の再編集)→ダイワスカーレットゴールドシップ凱旋門賞)だと思う)

 

個人的にルドルフの前日譚が観てみたい。ダスカだったら恥ずかしすぎて爆死します。

 

今日は自分の書きたいことが書けてよかった。

 

それでは、今日はこのへんで。

 

気が向いたらまた会いましょう。